エアコンの室外機の後ろもお掃除しましょ

エアコンの室内機の汚れは、目につく場所でもあるので、皆さん割と気にされます。
自動フィルターお掃除機能も当たり前になってきました。

ですが、室外機の汚れって見落とされてる事が多いんですよね。

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ちょっとピンぼけですが、10年ほど使用されたエアコンの室外機の裏側です。

一部を拡大してみると・・・

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ここを風が通り抜けることで「熱交換」ということが行われて、冷房や暖房が出来るのですが、これだけ埃でふさがっていると、十分な熱交換は出来ませんね。

室外機の裏側から十分に風が取り込めるように、時々チェックしてあげましょう。
もし、埃がくっついていたら、歯ブラシなどを使って取ってあげるといいですね。

気をつけていただきたいのは、実物を見ていただけばわかりますが、この部分は、熱を逃がしたり取り入れたりしやすいように、薄いアルミ板がたくさん並んでいます。
アルミ板の端はとても危ないので素手で触らないようにしましょう。スパッと切れて流血事故になっちゃうこともありますよ。

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洗濯機:漂白剤のつけおきに要注意

今回は、洗濯機の使い方のワンポイントです。

普段、漂白剤は洗剤と一緒に入れて洗濯する事が多いと思いますが、黄ばみなどがヒドイ時に、「浸け置き」して漂白効果を上げることがあります。
この時、「浸け置きの後ですぐに洗うんだから」と、洗濯機の中で浸け置きしないで下さいネ。

なぜでしょう?
それは、浸け置きする事で、衣類だけではなく、洗濯槽の汚れまで漂白剤が浮かせてしまう場合があるからです。

「洗濯槽クリーナー」という製品があります。
洗濯機の洗濯槽の裏側などに発生した黒カビを浮かせて取るためのものですが、これって漂白剤とほぼ同じものなのです。
そのため、洗濯槽に衣類と漂白剤を入れて浸け置きしておくと、衣類の汚れと一緒に、洗濯槽の黒カビまで浮いてきてしまい、そのまま洗濯すると、その浮いてきた黒カビが衣類に付着して、かえって汚くしてしまうことになるのです。

特に「塩素系漂白剤」は黒カビに対して効果がありますから、そのような現象が起きやすいようです。

ということで、漂白剤の浸け置きは、必ずバケツなどの他の容器で行いましょう。

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手首を痛めないエアコンのフレア加工

電気屋だけではないですが、どんな職業にも「職業病」と言われるものがあります。

電気屋の職業病の一つに、手首の腱鞘炎があります。
何が原因かというと、夏のエアコン繁忙期に、パイプのフレア加工という作業で酷使するためです。
マスターも以前に、これに悩まされ、数ヶ月間は本のページをめくるのさえつらかったことがあります。

しかし、これも道具を一つ変えるだけで、再発を防ぐ事が出来ていますので、紹介しておきます。

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エアコン室外機を斜めにするだけで節電!?

今朝のNHK「あさイチ」の節電特集で、エアコンの節電裏技を紹介していました。

「エアコンの室外機を少し斜めに置く」

というものなのですが、これは非常に危険ですし、効果が出ない場合も多いので、電気屋さんに相談してからにして下さいね。

まず、今回紹介していたケースでは、室外機を15度ほど斜めにずらしただけで、20%もの節電に成功していたわけですが、これが全てに当てはまるわけではありません。
と言うのは、今回の設置場所は、
「奥行きが狭く背面に余裕が無い」
「正面が壁で風がはねかえる」

という二重苦をかかえていたからです。
もし、エアコンの前後に十分なスペースがあるのなら、この方法をやっても全く変化はありません
ほとんどの場合、無駄な作業、と言っていいと思います。

また、エアコンの配管に余裕が無い場合、無理に動かすと配管の接合部からガスが漏れて故障する可能性もあります。
特に設置後に数年経過すると、配管の銅が硬化してきますから要注意です。

それよりはまず、自分でも出来る、この「裏技」以外に紹介されている
・周りに物を置かない
・雑草を抜く

をやってみてから、他に方法が無いか電気屋さんに相談してみましょう。
くれぐれも、無理に自分で室外機を動かさないように!
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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電源コードからの出火にご注意を!

先日、名古屋で、電源コードが原因と思われる火災で死者が出るといういたましい事故がありました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

連日の報道で「タコ足配線をやめましょう」と繰り返し言われています。確かにタコ足配線は危ないのですが、それが直接的に火災に繋がったかどうかは疑問があります。

報道では触れられていませんが、電源コードの付け根部分も怪しいのではないかと思います。

よく、
「コードの付け根を動かすと、点いたり消えたりする」
ということで修理依頼があるのですが、
これは、電源コードの中で電線が切れているのです。
ただ、切れてはいても、コードを動かすと接触することもあるので、そうすると通電するので、点いたり消えたりするのです。
ただ、通電するとは言っても正常な状態ではありませんから、その部分が非常に熱を持ちます

延長コードで表示以上の電流を流した場合にも確かに熱を持つのですが、コード内部で断線している時の発熱量は大変大きいので、瞬時に火花が出る事もあります。
コードのビニール被覆自体は、難燃性のものを使用しているので、焦げる程度で済みますが、その近くに紙や布などの燃えやすいものがあったら・・・

コード内部での断線を防ぐ為には、
1:無理な曲げを繰り返さない
2:ねじらない
3:強い力で踏みつけない
4:挟み込まない
5:束ねない
6:無理に引っ張らない
7:きつく巻き付けない

といった点に注意して下さい。

もし、コードの付け根を動かした時に点いたり消えたりする場合は、すぐに最寄りの電気屋さんに修理をお願いして下さい。

NITEという製品の安全などの情報を提供している機関でも紹介されていますので、参考にして下さい。
電源コード断線による事故の防止について

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ハードディスクをいたわる

今年の夏以降、パソコンのトラブルでハードディスクの故障が、やたらと目立ちます。
7月からの約4ヶ月で8台、ほぼ2台/月ですが、その内の4台は9月に集中して発生しました。

症状としては、
・全く起動しない
・起動に異常に時間がかかる
・特定のアプリケーションが起動しない
等様々です。

どうして、ここにきてハードディスクの故障が頻発しているのかな?と考えたのですが、やはり夏の暑さでしょうか。

ハードディスクは「温度が10度上昇すると、故障率が2倍になる」と言われています。
ここ数年続く夏の猛暑が、ハードディスクの寿命を縮めていると言ってもいいかも知れません。

それに加えて、年々高性能化するパソコンは、それに応じて発熱量もどんどん増えています。
にも関わらず、小型化の為に、放熱がある程度犠牲になってしまっているケースも少なくありません。

ハードディスクだけでなく、他の構成部品も、適切に冷却してやることで寿命が延びたり、動作が安定したりするのです。
部屋に冷房をつけずに我慢大会のような状態で使わずに、パソコンは、ちょっと涼しくしてあげて下さい。
扇風機を当ててやるだけでも随分違いますよ。

特にノートパソコンをデスクトップ代わりにつけっぱなしで使っている方には、
こんな製品も有効です。

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ハードディスクのデータを読めないようにしたい

前にハードディスクのデータ消去ソフトの紹介をしましたが、
もうそのハードディスクは使用しないから廃棄したい、とか、
ハードディスクの不良で消去ソフトを使うことも出来ない、という場合もあると思います。

その場合でも、そのまま捨てるのはキケンです。
悪い人がそのハードディスクを拾ったら、そこからデータを読み出すことも可能かも知れません。
と言うのは、ハードディスクの不良の場合、ほとんどは中のディスク自体は異常は無く、それを読み取る機構がダメになって読み取れないのです。
ディスク自体に傷が入ったりした場合でも、傷は一部で、多くのデータは残っている事が多いです。
その為、ディスクを中から取りだして、そこからデータを読み出す、ということも原理的には不可能では無いのです。

では、どうしましょう?
物理的に壊しちゃいましょう!

Hddhakai

ここまでやれば、CIAでも読み取れませんよ(^_^)v
とにかく、こういったディスクを不用意に廃棄することは避けましょうね。

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石油ファンヒーターとヘアケア用品

ちょっと、パソコンネタが続いたので、今度は家電ネタです。

今シーズン、石油ファンヒーターで多いトラブルが、ヘアスプレーなどのシリコーンが原因と思われるものです。

FANHEATER

ダイニチ工業さんのページに詳しい説明がありますが、きちんと燃えているのに、機械が誤動作して消えてしまうんです。

silicone

画像にある白っぽく変色した針金のような部分が、炎の状態を検知しているのですが、その白っぽく付着したシリコーンのせいで炎を検知できなくなるんですね。

ここまで酷くなると、分解してセンサーを研磨してやらなければ直りません。

ずいぶん前に、石油ファンヒーターが普及し始めた頃に、このトラブルが多く発生したのですが、その後、かなり少なくなって沈静化したかのように思っていました。

しかし、今シーズンはなぜか多いですね。

寒いからなのかな?それとも、今どきの化粧品のシリコーン使用量が増えているのでしょうか?真相は謎です・・・

ともかく、石油ファンヒーターを使う部屋では、枝毛コート剤やヘアムース、ジェルなどを出来るだけ使用しないようにして下さいね。

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お知らせ雨です

友達の電気屋さんに教えてもらうまで全然知らなかったんですが、東京・名古屋・大阪のNHKデジタル総合チャンネルでやっているサービスです。

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テレビを見ている時に、近くで雨が降り出すと教えてくれるんですって。

NHK総合でしかやっていないのが残念なんですけど、デジタル放送ならではの素晴らしいサービスです。

NHKも、こんないいこともやってるのに、紅白に変な司会者を起用したり、アンケート結果を無視したりと、迷走してますね。

で、この「お知らせ雨です」ですが、

データ放送画面の、「気象情報」→「べんり機能」で設定できますヨ。

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