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わかろうとしている人

新聞を読んでいて気に入った一文を見つけました。

『いちばん必要なのは「わかっている」人ではなくて、現役でやっている人、つまり今でも「わかろうとしている人」です。』

絵本作家の五味太郎さんが自著の中で書いていた言葉だそうで、引用の引用でお恥ずかしいのですが、自分が「こうありたい」とぼんやり考えていたことを、はっきりとした言葉として見つけた、と思いました。
仕事でも私生活でも、ずっと「わかろうとしている人」であり続けたいな。

そんなことを考えていたら、この数日、ネットを賑わせている、「プラネテス」という宇宙を舞台にしたSFアニメーションを、JAXAの元職員の方が、「面白くない」と一刀両断に批判して、逆に非難を浴びているという話を思い出しました。
これも、「わかっている」のと「わかろうとしている」のずれが産んだ論争なのかな? んー、違うか? でも、そんなところにいさかいの根っこがあるような気がする。

もう一つ、思い出したのは、高校時代の国語のセンセイ。
とっても厳しいセンセイで、問題の解答を求められて、「わかりません」と答えると、物凄く怒ります。
その時に、「『忘れました』は仕方ないけど、『わかりません』はいけない」と言うのです。
問題の答えを見つけていたけど、ど忘れしてしまうのは、仕方ない。けれど、わからないのは、答えを見つける努力を放棄しているからだ、と。
では、そのセンセイは「わかっている」人だったのかというと、こんな話もしてました。
そのセンセイは博学なので、他の教師から質問を受けることがよくあるそうで、よく知っている事でも、答える時には、必ず辞書などを見て確認してから答える、と。
センセイは「わかろうとしている人」だったんだなぁ。とウン十年経ってあらためて感じたのです。
あ、「だった」と書いたけど、そのセンセイ、まだご健在だそうですw

五味太郎さんの本も読んでみなきゃいけないな。

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出番の無いスタッドレス

20212022yuki

今年は雪が多いですね。桑名も10cm以上の積雪が二回ありました。

仕事用の車にはスタッドレスは履いていません。
その代わりに、自家用車にスタッドレスを履いて、どうしても雪の中を出動しなければいけない時は、仕事道具を自家用車に積み替えて出かけます。

毎年、家族用のミニバンは冬になるとスタッドレスに履き替えてますが、もう一台の四駆は、この2-3年はなまけて交換をせずにいました。
しかし、昨年11月に、「今年は雪が沢山降るような気がする!」と奮起して(そんな大げさなことじゃないですがw)、スタッドレスに交換してこの冬を迎えました。

確かに雪は降りました。降りましたよ。だけどね、桑名あたりじゃ、車が通るところは、その日の午後にはノーマルタイヤで通れる状態になるわけですよ。スタッドレスの出番なんて無いです。

まー、大寒もまだこれからだし、寒さの本番はこれからです。
「備えあれば憂いなし」
ですよね。

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壁を扉に変える

ここのブログも、長らく放置してしまいました。

新しい年を迎えたことを機に心機一転、というか、気分を変えてスタートしようと思います。

ぶっちゃけた話、電気屋の事書くのやめようと思います。あ、たまには書くかも知れませんけど。

日々の暮らしの中で思ったことや、伝えたいことを、だらだらと書いていこうと思いますので、よろしければお付き合い下さい。


今日というか昨日は、お寺の門徒総会に行ってきました。

前住職の法話がメインプログラムで、それもとても良いお話で、ここには書ききれないんですが、会の冒頭での住職の言葉がちょっと響いたので書いておきます。

「仏法を取り入れて、違う角度から物事を見ることで、壁と思っていたものを扉に変えてみましょう」というような事だったと思います。(間違ってたらごめんなさい^^;)

壁を破る、とか乱暴な話はよく聞くんですけど、自分には何だか馴染まないよなー、と思ってきました。

壁を扉に、いいなあ。座右の銘の一つとして大事にしていこうと思います。

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2022年もよろしくお願いいたします

2022nenga

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