地デジトラブル:接続が逆でしたよ
「時々、録画が出来ない」というコールをいただきました。
初めにコールをいただいた時には、レコーダーのHDDか基板の不具合かと思ったのですが、現場で確認してみると、レコーダーのところで、受信レベルがあまり良くないようです。
その為に、録画時間になっても放送を受信できず、録画失敗する、ということでした。
しかし、このお宅は、NTTのフレッツ光のオプションサービスのフレッツ・テレビをご利用いただいており、ホームゲートウェイからのテレビ出力レベルには問題無いようです。
しかし、ホームゲートウェイの横には、工事の時に、レベル不足だとか言ってつけていったというブースターが接続されていました。
そのブースターを外してみると、やはり状況が改善されたので、ブースターを入れた事による過入力が原因だろうという事にはなったのですが、まだチャンネルによっては受信条件ギリギリのところもあるので、しばらく様子を見ていただき、不要なのにつけたままになっている屋根のアンテナを撤去することになったので、その時に再確認する事にしました。
で、昨日、アンテナ撤去などの残っている作業に行きましたが、受信不良の本当の原因がわかりました。
レベルの良くない部屋へのアンテナ配線の先にあった分配器です。
緑で印をつけたところに「IN」「OUT」と書いてあるのですが、この三本の配線の内、赤丸の配線が、入力配線なのです。入り口と出口が間違っていたのですね。
配線の差し替えだけでも、とりあえずは直るのですが、軒下とは言え、屋外に屋内用分配器が使用されていたので、今後の事を考えて、屋外用の分配器に交換しました。
もちろん、レベルは大幅に改善され、安定受信が出来るようになりました。
取り外したブースターはNTTに返却していただくようにお伝えしました。
これで、安心して録画の予約も出来ますね。
この度はご依頼ありがとうございました。
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