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屋外照明器具交換:工事説明書はよく読もう

あるお店から、店舗の外壁にある看板を照らしている照明器具がおかしい、とご相談いただきました。

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光色が、赤っぽくなっていたのですが、原因は器具内部に雨水が入り込んで、赤サビの混じった水が溜まってしまっていた事でした。
上の写真でも、ガラス面が赤茶色になっているのが何となくわかるかと思います。
(ちなみに、これは水を抜いた後です。原因を調べるために、カバーを外して、赤い水をたっぷりと浴びてしまいました(^_^;))

Img_0370

中はこんなことになってますので、器具を交換します。

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交換完了しました。

今回、このようなことになった原因は、新築時の施工業者さんが、工事説明書をきちんと読んでいなかったためのようです。

Img_0373

これは、今度取り付けた器具の説明書の問題の場所なのですが、交換前の器具の説明書にも同様の記載がありました。
この水抜き穴を作らなかった事で、雨水が内部に溜まってしまったのです。

よく勘違いされますが、これらの器具は「防雨器具」で、「防水器具」ではありません。
空から降ってくる雨にさらされても問題ありませんが、例えば水害などで水没してしまうと、想定外の方向から水が入ってくるのでだめなのです。

今回は、外壁の材質が天然木だったため、その木目を伝った水が、パッキンの中の電源コードを通している穴から浸入してきたようです。
水抜き穴が設けてあれば、そこから水が落ちて、溜まる事は無かったのですが、穴が無いために逃げ道が無く、少しずつ溜まり続け、ついにはランプがある先端部にまで水が入り込んでしまった、という事なのです。

新しい器具は、きちんと水抜き穴を作って、配線が通る穴もコーキングで水が入りにくいようにしておきました。
この度はご依頼ありがとうございました。

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コメント

すごく勉強になりました!
こういった失敗談と対策はなかなか聞けないので今後も書いて頂きたいです。

投稿: 富士メディシィエ | 2016年2月 9日 (火) 午後 06時45分

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