エアコン修理:部品におしろい?
エアコンのランプが点滅して動かなくなった、というコールをいただきました。
よくある「室外機基板の故障」でしたので、基板を取り寄せて交換します。
交換する時に、基板についている「トランジスター」という部品に、おしろいのようなものを塗ります。
このトランジスターという部品はとても発熱量が多く、その上、熱に弱いという、ちょっと困った性質を持っています。
その為、自分が出す熱を何らかの方法で逃がしてやらなければ、自分の熱で壊れてしまうのです。
これ(シリコン系のグリス)を塗る事で、赤く囲ったところに密着させて、熱が逃げやすくしているのです。
(塗るグリスでは無く、シート状のパッキンを挟む事もあります)
今回は、黄色で囲んだチューブ入りのグリスが部品に付属していましたが、意外についていないメーカーも多いです。
このようにチューブ一本も必要ありませんから、お弁当に入っているソースのようなビニールパックに少量でいいので、必ずつけておいてもらえるとありがたいな~。
ということで、今回も基板交換で修理完了!ご依頼ありがとうございました。
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