エアコン取付:長押(なげし)に穴を開けました
エアコンを取り付ける場合、普通は、室内機の右下隅もしくは左下隅の後ろの壁に、60mm程度の穴を開けて、配管を外へ出すのですが、今日のお宅ではちょっと困ってしまいました。
とりあえず、完成写真です。
天井から、なげし(長押と書くのですね。エアコンの下の縁がかかっている部分です)までの間隔が短い為に、なげしに配管の穴が半分くらいかかってしまいました。
そ、そんな・・・長押を切るなんて・・・
wikipediaによると、「柱同士の上部などを水平方向につなぎ、構造を補強するために、柱の外側から打ち付けられたもの。」だそうです。切っちゃぁまずいですよね。
そう思って、工事にかかる前は、かなり悩んでいました。
しかし、良く壁の構造を見てみると、この長押は飾りでした(^_^;)
壁も、化粧壁風の石膏ボードなのですが、長押もその石膏ボードに貼り付けてある飾りだったのです。
ということで、心置きなく配管穴を開けて、写真の位置に取り付けました。
ちなみに、エアコンの右下にある白い丸いものは、前のエアコンの配管を通していた穴を塞いだものです。
このエアコンは、三台目になるそうなのですが、初代は室内機がかなり縦長だった為、この位置に穴を開けたようなのです。
二台目は、その穴を生かす為に、配管が室内に露出していましたので、お客様もそれがお気に入りではなかった様子。
かと言って、この穴を基準に下につけると取付位置が低くなりすぎるので、長押に穴を開けて上へ取り付ける事になりました。
また、エアコンの位置が右の壁に接近しているので、エアコンのセンサー設定を右寄せ取付に変更しておきました。
これを忘れると、せっかくのエアコンのセンサー(三菱のムーブアイです)が、能力を発揮できませんからね。
この度はお買い上げありがとうございました。
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