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背の低い冷蔵庫

昨年末に発売された松下電器の新型冷蔵庫に「ちょっと低めの大容量」というシリーズがあります。
しかし、先日来、お客さんと話してみて、また量販店の店頭に展示されているものを実際に見比べてみて、
「これって必要なの?」
という疑問を強く持ちました。

実は、マスターはこういう背の低いタイプの冷蔵庫が好きでした。
15年ほど前に三洋電機からSR-L33Vという「背が低くて大容量」の先駆けと言える機種が出た時に、これと同時に発売された背が高い方ではなく、こちらをよくお客さんに勧めていました。
やはり、このSR-L33Vはお客さんの支持を全国的に受けたようで、ほとんど同じデザインのまま、型番や仕様を変えつつロングセラーとなりました。

しかし、このSR-L33Vはトップフリーザーと言われる、上から「冷凍室・冷蔵室・野菜室」というレイアウトでした。
だから、背が低いと冷凍室に手が届きやすくて使いやすかったのです。

ご存じのように、現在ではほとんどの機種が、上から「冷蔵室・野菜室・冷凍室」あるいは「冷蔵室・冷凍室・野菜室」というレイアウトに変わりました。
その時点で、「背の低い冷蔵庫」の役割は終わっていたのではないでしょうか。

なぜでしょう?
松下電器の冷蔵庫のカタログが手元にあります。
背の高いタイプのNR-F531Tは、高さが179.8cmあります。平均的な日本人よりも高いですね。
一方、低いタイプのNR-F501TMは、高さが172cm。約8cmも低いです。

しかし、据付必要寸法図を見てみると、松下電器の言う「ウエストライン」(冷蔵室と野菜室の境目)までの高さは93.5cmで同じなのです。
つまり、野菜室・冷凍室の部分に関しては高さは同じで使い勝手は変わりません。縦に細長い冷蔵室の容量が少し違うだけなのです。
それなら、冷蔵室の一番上が使いづらければ使わなければいいだけの事で、容量が少しでも大きい背の高いタイプの方がいいんじゃないか?と思うのです。
幅と奥行きで決まる設置寸法も同じですし、価格もあまり変わりませんしね。

ただ、階段の下に設置しているとか、上に吊り棚があるとか、特殊な設置場所の場合はこれには当てはまりません。
冷蔵庫の上に十分な空間が取れないと放熱がうまく行われないので、無駄な電力を消費したり、冷蔵庫の寿命を縮めるからです。

ここで言いたいことは「自分(家族)の背が低いから冷蔵庫も低いものを」というように考える必要は無い、ということなのです。
高さについては、設置場所に合わせて考えて下さい。
現在発売されている冷蔵庫は、背が高い機種でもほとんどが背の低い方でも使いやすくなっていますよ。

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