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エアコン取り付け工事が静かになりました

真空引き」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
最近は、家電量販店などのチラシにも「エアコン工事では真空引きを行います」と書かれている事も多いので言葉だけはご存じかも知れませんね。

これは、エアコンを取り付ける時に、エアコンの室内機と室内外の接続配管内の空気を抜いて真空にする作業のことです。
エアコンの熱交換(冷房や暖房)をする為のガス(冷媒)は、室外機の中に必要量が入れられて出荷されるのです。
室内機と室外機の接続が完了して、室外機の中のガスを開放して、配管や室内機に循環させる前に、邪魔な空気(大気)を追い出してしまおうと言うことなのです。

昔は(と言っても数年前)、その作業をする為に、室外機には少し余分にガスが入っており、ガスをシューッと少し放出しながら、ついでに空気を追い出していました。
しかし、フロンガスがオゾン層を破壊する、ということがわかり、フロンガス放出を止めよう、ということになり、真空ポンプという機械を使って空気を抜くようになったのです。

しかし、今でも、大型店の下請け工事業者などの一部には、「シューッ」とガスを抜いている業者もあるようです。同業者として困ったものです。
このような作業を行うと、ガスが大気中に放出されて、地球温暖化の要因になるだけではなく(現在はオゾン層をほとんど破壊しないガスを使っていますが、地球温暖化係数は高いそうです)、エアコンのガス不足をまねき、能力不足を起こしたり、機械の寿命を縮める、ということにもつながるのです。

当店では勿論、全ての工事で真空ポンプを使用した真空引きを行っています。
しかし、今までは、強力だが古いポンプだった為、真空引きの際に、「ゴォーッ」という凄いポンプの轟音が周囲に響いていました。
幸い、それによる苦情は無かったのですが、さすがに古い機械で(30年以上前?!)、いつ壊れるかもわかりませんので、今回新型に買い換えました。

Vfts0538

うーん、静かです・・・(^_^;)

あ、それから、真空引きっていうのは、配管の中の空気を追い出すだけでなく、中の水蒸気を蒸発させる、というのも大きな役目の一つなんです。
配管の中に水分が残っていると、それがガスと一緒に配管を循環する潤滑油と混ざって、油を劣化させるのです。そして、それは機械の寿命を縮めてしまいます。
それを防ぐ為には、真空になった後もポンプを15分程動かし続ける必要があります。(真空にするだけなら2分程度で真空にはなるんです)
もし、「シューッ」をやってなくても、真空ポンプを2~3分しか動かしていない工事は、ちょっと要注意ですヨ。

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