餃子は届いているかナ?
昨晩、WOWOWで立川志の輔さんの「志の輔らくごinPARCO」を見ました。
そこで、やっていた「歓喜の歌」という新作落語があったんですが、実に考えさせられるいい話でした。
今も演じられているお話なので、あまり詳しくは書いちゃいけないかな?
ある公民館の職員カトウ君が、聞き間違いで大晦日に二つの違うママさんコーラスグループのコンサートを、同じ時間帯に入れてしまいました。
当然、ママさん達は激怒です。けれど、気が付いたのは前日ですし、何ともならず、時間を半分ずつに分け合うことに。
ママさん達には怒られるし、出前に頼んだラーメンの代わりにタンメンが届いてしまうし、主任さんも散々です。
しかし、カトウ君の提案で、練習しているママさん達にあやまりに行くことにしました。
当然、そこでもリーダー以外のママさん達にも詰め寄られ、這々の体で逃げ帰ってきます。
ところが、帰ってきた二人は、暇人の集まりだと思っていたママさん達が、それぞれの家庭や仕事を抱えながら、忙しい中をぬって練習を重ね、明日のコンサートを迎えることを知りました。
そんな二人に、さっき間違えてタンメンを届けてきたラーメン屋さんから、お詫びに、と餃子の差し入れが届きます。
届けてくれたバイト君に聞くと、女将さんからだということです。しかも、その女将さんもママさんコーラスの一員だとか。
本来、女将さんは洋服のリフォーム屋さんなのですが、入院しているご主人に代わってラーメン屋を切り盛りしているそうです。
そうやって二つの仕事を掛け持ちで忙しい中を「忙しいのは自分だけじゃないから」とコーラスに参加していると言います。
餃子に込められた気持ちに感銘した主任さんがつぶやきます。
「カトウ君、俺たちの『餃子』って、何かなぁ?」
で、翌日のコンサートを迎えるわけですが、詳しくは演芸場やCDでどうぞ。(あ、まだCDには収録されてないのか)それから、上のあらすじもあやふやな記憶を引っ張り出しているので、間違いもあるかも知れませんのでご了承を。
そして、今日は、ウィルコムのW-ZERO3という新機種の予約開始の日だったのですが、
店頭で最も早く予約を開始するビックカメラ有楽町店にウィルコムの八剱社長が現れたそうです。
予約した人達に八剱社長や、マイクロソフトのアダム・テイラー常務から記念品が手渡されたとか。(んー、うらやましい)
なぜに予約開始日に?という疑問に、
八剱社長曰く 「予約だけで並ばれた方は、手続きするだけで寂しいのではないかと考えた。」
それが社長なりの「餃子」だったんでしょうか?
社長自らの発案だそうですが、こんな人がトップにいるウィルコムという会社ってすごいな、と思いました。
さてさて、ウチの「餃子」は届いているかな?
| 固定リンク
コメント
ウィルコムさん、しかし、その後だめっすよ。
http://www.willcom-inc.com/ja/info/05121201.html
今後のフォローが会社に対する評価を左右しますね。
期待はしてますが、どうなることでしょうか・・・?
投稿: マスター | 2005年12月12日 (月) 午後 01時31分